青葉台さわやかネットワークは「お互いに助け合い、安全で安心して心豊かに暮らせる街づくりに寄与する」ことを目的として、1994 年(平成6 年)に設立されました。
その後、2000 年(平成12 年)に事業の拡大を目指しNPO 法人になり、2014 年(平成26 年)に千葉県知事より認定NPO 法人に認証されました。正会員、協力会員、利用会員合わせて7 月末現在719名のNPO としては大きな組織です。
青葉台は昭和の高度経済成⾧の時代に、臨海工業地帯で働く人達のために整備された団地のため、以下の特徴が有ります。
・高齢化が急激に進む:短い期間に同じような年代の人が集まったため、年齢層に偏りが有り、若い内は活気が有るが、高齢化が一気に進んでいる。
・人の繋がりが弱い:全国各地から人が集まったため、地元の幼馴染や親戚・兄弟と言ったネットワークから切り離され、子供達も就職で近くには住んでいない。これまでの友人関係は会社の同僚が中心で、コミュニティは少ない。 介護の経験がない:両親の介護は地元に残った兄弟が担う事が多く、高齢者の介護に関し、自分や配偶者が介護になるまで実体験がほとんど無い。
・社会とのつながりが少ない:ほとんどの人がサラリーマンだったため、厚生年金受給者が多く、年金的には恵まれているが、農業やビジネスと言った生業が無いため、定年になると社会から切り離され、孤立する傾向がある。
・若い世帯は共働きが多い:昔は専業主婦が多く「鍵っ子」と呼ばれる帰宅後に一人になる子供は少なかったが、現在は多くの若い世帯は共働きとなっている。
こうした青葉台の状況に対処するために、青葉台さわやかネットワークは高齢や障害により移動に問題を抱える方へ自家用車での移送サービス、高齢者等への掃除や料理をお手伝いする家事援助、庭木の剪定・草取り、営繕の外、介護保険事業、市の委託事業である学童保育を手掛けおります。このほかにも、こんなお手伝いできますとか、こんな事できますと言った方も含め一緒に活動して頂ける方々を募っています。
青葉台さわやかネットワークで一緒に活動して頂く皆さんのメリットは、以下のようなものではないかと考えています。
社会の役に立ち、利用者さんから感謝される困っている方々の手助けをする活動です。終わった後に「ありがとう」と掛けられる利用者さんの声は、何物にも代えがたいです。「困っている人には無償のボランティアでは」との声もありますが、無償だと依頼しにくい利用者さんもいらっしゃる事(特に頻繁に支援が必要な場合)、また、サービスを持続的に提供するためにはサービスを提供する組織の維持・継続が必要です。
自分の状況や生活に会った働き方を選べる高齢になると、体力の問題や病院の問題、家族の問題など、色々な問題を抱えての活動になります。そうした事を考慮し、相談しながら活動できます。
生活に張りができ、健康的な生活が出来るある支援者さんが、高齢者が健康で⾧生きするには「キョウイク」(今日行く所)と「キョウヨウ」(今日の用事)が大切と言われていました。その通りと感じます。社会の中で、人に必要とされ、負担にならない範囲で前向きに活動する事は、健康的な生活への一歩と思います。
定年がない基本的に協力者の方が「もう年なので辞める」と言われるまでは、活躍して頂きたいと考えています。実際80 歳を超えて活動されている方も多くいらっしゃいます。
賃金、謝礼金が支払われ、社会保障も充実している賃金、謝礼金は職種、サービスにより異なりますが、あなたに最適な仕事は必ず見つ
かると思います。地域の皆様による地域の皆様に対するサービス活動が30 年を超えて継続している最大の推進力は利用者から頂く「おきもち」の謝礼金と「ありがとう」の感謝のことばです。
お問い合わせは青葉台さわやかネットワーク」までお願いいたします。
Tel: 0436-62-8215、 E-mail: info@aoba-s-n.com